母性内科とは

母性内科のイメージ写真

リウマチや膠原病は妊娠可能年齢の女性に多く発症する病気ですが、過去にはこれらの病気を抱えているというだけで、あるいは妊娠中に使用してはいけないとされる薬を内服しているから、などの理由で妊娠を医師から許可されず諦めることが当然とされてきました。
しかし、現在は医学の進歩や臨床データの蓄積により、それぞれの病気に対して適切な治療を行い、妊娠時にも使用することが認められている薬に変更することで、リウマチや膠原病の患者様も妊娠や出産といった希望を十分叶えられる時代になってきました。
私は2022年3月まで従事した聖マリアンナ医科大学において母性内科外来という専門外来を担当し、多くのリウマチや膠原病の患者さまの妊娠、そして出産という機会を患者さんやそのご家族と共有させていただきました。
"将来的に子供が欲しいが大丈夫か不安(あるいは難しいと言われている)"、"現在妊娠をしている"、"出産後で授乳をしている"などの方はお気軽にご相談ください。