骨粗鬆症とは

骨粗鬆症のイメージ写真

骨粗鬆症とは、骨の量が減る、質が弱くなることで骨折しやすくなる病気です。
骨粗鬆症は年齢(高齢化)、痩せている、現在の喫煙、飲酒、これまでにステロイドを使用したことがある、などの方がなりやすいですが、関節リウマチの患者さんもなりやすいとされています。
病気が進行しても痛みなどの自覚症状はありませんが転ぶ、尻もちをつくなどのはずみで骨折をしてしまう可能性があります。背骨(脊椎)の骨折では身長が縮み背中が丸くなる、足の付け根(大腿骨頚部)の骨折では動けず寝たきりになってしまう、などの結果につながることもあります。
当院では手首やくるぶしで測定をする方法(CXD法・MD法)ではなく、骨折をしやすい腰の骨(腰椎)、足の付け根(大腿骨頚部)の骨密度を直接測定するという、ガイドラインにおいて最も推奨される検査(DEXA法)を用いた検査を行います。
現在では、内服や注射のお薬など種々の選択肢があり、これらを使用することで将来起こるかもしれない骨折の可能性を減らすことができます。
ご自分の現在の骨の状況(骨密度)が気になる、50歳を超えてから骨折をしたことがある、ステロイドを一定期間内服していた(している)などの方はお気軽にご相談ください。

骨粗鬆症を発症しやすい方

  • 女性である
  • 閉経が早い
  • 年齢が高め
  • 過去に骨折したことがある
  • ステロイド剤を長期投与している
  • 家族歴

など